すそわきがの手術と費用

 

すそわきがの悩みは深いものです。根治させたい場合は、手術をお考えの方もいらっしゃるでしょう。手術となると、迷いもあります。すそわきがの手術についての知識と費用についてまとめました。

 

1. すそわきがの治療法

すそわきがの治療法には、注射やメスを使わず高周波などを照射する治療法、手術などがあります。

わきの下のワキガは、手術や治療法などもかなり確立されていますが、すそわきがの治療法が進んできたのは比較的最近のことです(2016年 現在)。特に、すそわきがの手術は性器周辺という場所的にも非常に難しいところです。

よく調べて経験豊富な専門医を選ぶことが大切でしょう。

 

2. すそわきがの手術と費用

すそわきがの手術は美容外科や形成外科で受けられますが、対応している病院としていない病院がありますので前もった確認が必要です。

すそわきがの手術は健康保険が適用されませんので治療費用が高額になります。すそわきがの手術は治療効果が高いというメリットがありますが、キズが残ったり、皮膚のダメージがあったり、回復までに時間がかかるというデメリットもあります。効果と副作用をよく説明を受けた上で検討しましょう。

①超音波メスによる手術

皮膚の切れ目からメスを挿入する手術なので、傷跡が小さくて済む手術です。

手術の流れ

陰毛のある範囲の左右から、皮膚に5ミリほど切れ目を入れて超音波メスを入れます。メスを少しずつ動かして、超音波の非常に細かい振動で汗腺を破壊していきます。血管や神経組織は壊さず、アポクリン腺を選択的に破壊することができます。麻酔をするので、手術中の痛みはありませんが、麻酔が切れた後に少し痛むことがあります。手術時間は2時間ほどです。入院は必要ありませんが、初診、手術、術後で合せて5回ほどは通院が必要です。

手術・治療期間

術後は患部にガーゼを縫いつけて2~4日ほど圧迫固定が必要です。固定ガーゼをはずしてからシャワーが使えます。2週間ほどで抜糸します。抜糸後は入浴できます。3~6ヶ月後の経過チェックと術後は3回ほどの通院が必要になります。

手術の傷跡は目立つの?

傷跡は、手術後1ヶ月後くらいは皮膚がでこぼこしますが、半年ほどすると目立たなくなり、にきび痕くらいの感じになります。手術後2ヶ月ほどは皮膚が硬くつっぱる感じがありますが、次第に普通になります。

再発の可能性

目で確認して汗腺を除去するわけではないので、汗腺を取り残した場合は、再発の可能性があります。

手術費用

35万円 前後

②皮下組織削除法

皮膚を切開して、汗腺を削除する手術です。傷は残りますが、すそわきがの原因となるアポクリン腺が確実に削除できる方法です。重度の症状に悩む方向きでしょう。

手術の流れ

皮膚を数センチ程度切開して、皮膚を裏返して、目で見て汗腺や皮脂腺を取り除いていきますので、再発も少なく、確実な効果が期待できる治療法です。毛根も取りますので、脱毛も同時にできます。手間のかかる手術なので2時間ほどの時間がかかります。

入院は必要ありませんが、手術日は安静が必要とされています。手術は麻酔をするので痛みはありませんが、麻酔が切れた後に多少痛みがあることがあります。皮下組織削除法は、腋のワキガ手術では一般的な手術です。デリケートなすそわきがには皮下組織削除法は使えなかったのですが、技術の進歩で手術ができるようになりました。

手術・治療期間

患部にガーゼを縫い付けて、1週間ほどは圧迫固定が必要です。固定ガーゼをはずしてから、シャワーが使えます。その後、抜糸します。抜糸後は、入浴ができます。数ヶ月後に経過チェックをすると、初診から術後で合せて5回ほどの通院が必要になります。

手術の傷跡は目立つの?

傷跡は切開する範囲で違いますが、その判断も医師によります。傷跡は、縫合の仕方などによっても変ってきます。デリケートな場所だけに、実績のある医師を探すことが大切になります。切開・縫合しているので、傷跡がきれいになるまで時間がかかります。手術後数ヶ月は、皮膚のつっぱり感や硬い感じが残ります。

再発の可能性

目で確認しながらアポクリン腺を取り除くので、再発は少ないとされていますが、取り残しがあった場合は再発することがあります。

手術費用

30~40万円

すそわきがの手術は、腋の手術に比べて、技術的にも難しいとされています。すそわきがの切開手術を行っている所は、多くはないようです。すそわきがについては、切開手術以外の治療法を試すことを勧められる場合が多いでしょう。どの程度に、臭いを軽減させたいのか、副作用や生活への影響、自分の身体の状態などをよく話しましょう。その上で手術する場合は、経験豊富な実績のある医療機関を選んで、よく医師と相談することが大切です。