その手汗、運動不足が原因かも!運動で手汗を止めよう!

 

汗で悩んでいる方に多いのですが、 「運動すると汗が出るから、運動は出来るだけ避けたい!」 と考えるケースが非常に多いです。

確かに運動すると汗が出るというのはカラダの仕組みとして当然の事ですので、手汗をかく事にコンプレックスを持っていれば、なるべく汗を出さないためにも運動したくないと思うのは当然かもしれません。

しかし、運動不足が『困った手汗』を増やす原因になることをご存知でしょうか?手汗を止めたいのであれば、実は運動をした方が効果的な対策となるのです。手汗と運動の関係を知って正しく汗をかきましょう!

 

1.運動すると汗が出るしくみ

まず、運動するとなぜ汗が出るのか?そのしくみを知りましょう。

①体温調節のための汗

運動や入浴で暑くなって汗をかくのは、体温調節のためです。恒温動物は、体温を一定に保つために自律的に脳が調整しています。体を適温(36~37度)に保つために、体温が上がると汗を出して体温を下げます。この様な機能が体に備わっているため、運動などをすると汗をかくわけです。

② 運動で出る汗は、温熱性発汗

運動すると汗が出るのは「温熱性発汗」といい、以下のようなしくみで発汗します。

  1. 運動すると体内の細胞活動が活発になり体温が上昇する
  2. 温度情報が「視床下部」に伝わり、熱を放出するように交感神経に指令を出す
  3. その指令が汗腺に伝わり汗が出る
  4. 汗が体温を奪って蒸発し体温が適温に保たれる

温熱性発汗」による汗は、手だけでなく身体中から発汗します。手汗が特に気になるのは手に汗腺が高密度に分布しているからです。反対に、運動しても汗が出ないと体温調節ができず、これは大きな問題です。運動して汗をかくのは当然で、良い汗のかき方といえます。

 

2.運動をしていないのに手汗が出る場合

運動しないでリラックス

暑くもないし運動もしていないのに手汗が出る ―― という場合があります。このケースでは他の病気や更年期障害が考えられますが、多くは「精神性発汗」によるものだと想像できます。

①手汗の原因となる精神性発汗とは

精神性発汗とは…?
緊張や不安などの“精神的な要因”で発汗する事を指します。ですから体温調節とは関係なく暑くなくても発汗します。
  1. 緊張や不安などがあると、脳内の扁桃体という部分が不快と判断して興奮します。
  2. それによりコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、交感神経に情報を伝えます。
  3. 交感神経は汗腺に指令を伝え、発汗を促します。

つまり、

精神的ストレスが続く ➡ 交感神経は頻繁に発汗の指令を出す ➡ 手汗が増える

ということになります。

精神性発汗とは?

2016.04.15

 

②精神性発汗による手汗の対策は“セロトニン活性化”が決め手

それでは、精神性発汗へはどのように対処していけば良いのでしょうか?

セロトニンは食欲・呼吸・睡眠などに関り、ストレスから身を守り心身を安定させる働きをしています。ですからセロトニン分泌が減ると、食欲不振や不眠・情緒不安定などで体調が悪くなり、それがさらに緊張や不安を増し、手汗が増えるという悪循環に陥る場合があります。

つまり、

精神的ストレスが続く ➡ セロトニン分泌が減る ➡ さらなるストレス・不安定 ➡ 手汗が増える

となります。

緊張や不安に関っているのが交感神経であるノルアドレナリン神経です。セロトニン神経はノルアドレナリン神経を抑制する働きをし、不安や緊張を和らげ心身の安定を作り出します。精神性発汗による手汗を改善するにはセロトニン神経を活性化するのが有効だといえます。

セロトニン神経を活性化する方法の一つはリズミカルな運動です。また、青魚などに含まれるDHAやEPAにもセロトニンの分泌を促進する効果がありますので、サンマやイワシといった青魚を食生活の中で積極的に取り入れることも手汗対策のひとつになります。

近年では、食の欧米化により青魚を食べる習慣が少なくなっていますので、そのような場合はサプリメントなどでDHA/EPAを補うと良いでしょう。

サプリメントでDHAとEPAを補うなら『きなり』がオススメ!

手汗への対策のひとつはセロトニンの対策でもあります。セロトニンを効果的に増やすことができるDHA/EPAの摂取は、手汗の抑制だけでなく、私たちの体も健康へ導いてくれます。

きなり

『きなり』は、DHA/EPAを手軽に摂取できる人気のサプリメントであり、90%以上の方がリピートするほど、その高い効果を実感しています。

今なら、1ヶ月分 1,970円で購入することができますので、この機会に手汗と健康対策を始めてみてはいかがでしょうか?

 

3.適度な運動で手汗を止めよう!

運動

セロトニン神経はその特性から、不安や興奮などには反応せず太陽の光やリズミカルな運動に反応して、安定した状態を作り出しています。

リズミカルな運動とは?
単純で無理なくできることを続けます。足踏み・ウォーキング・水泳・ダンス・自転車こぎ・ガムを噛むでも良いです。単純で一定のテンポのくり返しで、意識を集中させることが大事です。

毎日20~30分程度続けるとセロトニン神経は活性化します。

リズミカルな運動 ➡ セロトニン神経活性化 ➡ 情緒安定 ➡ 交感神経の発汗指令が減る ➡ 手汗が改善

という流れになります。

 

4.運動不足は汗腺の働きを鈍くする

運動不足

それでは次に、なぜ運動不足が手汗を増やすのでしょうか?これは汗が出るもととなる汗腺の働きと深い関係があります。

① 汗腺の働き~良い汗と悪い汗

汗が出る汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。手汗はエクリン腺から出ます。

エクリン腺の汗は99%が水分で、他はナトリウム・カリウム・塩素・アンモニウム・尿素などが微量に含まれており、血漿(けっしょう)の成分とほぼ同じです。汗として出す時は汗腺の働きで、水分以外の成分を再利用するべく取り込みます。(再吸収と呼びます)

汗腺が正常に働いて水分以外の成分を再吸収すると、出る汗は水に近いサラサラ汗になり良い汗といえます。汗腺の働きが悪いと、取り込むべき成分を再吸収せずに汗として出してしまうのでベタベタ汗になります。これは悪い汗といえます。

普段から汗をかいていると、少しくらいの運動では汗をかきにくくなります。発汗指令を出すハードルが少しずつ上がってくるイメージです。

反対に、汗をかかない生活は「体温調節の出番が少ない」状態となり、汗腺の働きが弱まり、最終的には働きがなくなります(これを休眠汗腺と呼びます)。運動不足で汗をかかない生活をしていると、汗を出すしくみが怠けるわけです。

② 汗腺の働きが低下すると、困った汗が増える理由

休眠汗腺が多くなると汗が減るのでは?と思う方がいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

休眠汗腺が多くなると、働いている汗腺(能動汗腺)からより多くの汗を出そうとして、部分発汗が多くなります。つまり、全身からくまなく汗が出る方が、手汗などの部分発汗は少なくなるのです。

休眠汗腺が多くなると、体温調節が上手く行かず、様々な不都合が生じて自律神経を乱します。その結果、精神性発汗が多くなり手汗が増える原因となります。

 

5.運動で良い汗をかいて悪い汗を減らす

まとめ

これまで説明してきた通り、手汗を少なくするには汗が出るしくみ(体温調節機能)を活発にすることが効果的だということはお分かりになったかと思います。汗をかく必要がある時にしっかりと汗を出して、汗腺をきちんと働かせることが大切です。

運動が手汗対策に有効な理由をまとめると以下のようになります。

  • セロトニン神経が活性化され、情緒安定効果が増して「精神性発汗」による手汗を防ぐ
  • 運動で汗をかく機会が増えると、全身の汗腺が活発になり、手汗などの部分発汗が減る

 

運動不足は、血液循環を悪くして身体全体の機能を低下させます。適度な運動で良い汗をかいて身も心もさわやかに過ごしたいものです。